こんにちは 石良の磯崎です。
すっかり秋らしくなってきましたが、もうすぐ秋のお彼岸です。
お墓参りのご予定はいかがですか。
今回は、お墓の場所にいつもいる、石屋さんとして色々な話を耳にしますが、
そうです皆さんが一番興味ある?オバケについて、すごく個人的な経験と考えをお話します。
怖い体験・・
私は霊感と言われるものは全く無く、不思議な経験もありませんが、学生の頃「金縛り」と言われるものは何度か体験しています。
初めての頃はわけもわからず、金縛りにあっていました。
しかし数回経験する中で、何もおこらないケースと大きな不安に包まれるケースがあることがわかりました。
何もおこらない時は、いつもそのまま寝てしまっていました。
今はわかるのですが、不安になる時には決まって、最後に大きな耳鳴り?のような「ギィィィン」という音が頭の中で鳴り響くのです。
初めて大きな耳鳴りが鳴った時の話を簡単にすると、
学校から夕方に帰ってきて、2階の自室のベッドで疲れてウトウトしていたら、
最初は小さな耳鳴りが「キーン」としたあと、その耳鳴りのような、音ではないんですが、頭の中で
徐々に大きくなり「ギィィィィン!」と鳴り響いてきたのです。
そこで起きたのか、起きてないのかわかっていないような状況でしたが、意識は起きているときのようにある気がするので「帰ってきて自室で寝てしまったんだ」と思い、相変わらず体は動かないけど、状況自体は理解していたような気がしました。
その時です、1階の玄関のドアが開いた音が「ガチャ」っとしました。
家族の誰かが帰ってきたのだろうと思いましたが、その足音は、急ぐわけでもなく、ゆっくりと、いたって普通に廊下を歩き、「トン、トン」と、2階の階段を昇ってくるようでした。
そして2階の自分の部屋の前で止まり、「ガチャリ」とドアが開きました。
自分の中では、家族の誰かが、自分の靴があり、2階にいるのか確認しに来たんだろうと思っていましたが、ドアを開けた音を最後に音が消え、急に家族ではない誰かではないかという不安が一気に波のように襲ってきました。
血の気が引いたことを覚えています。
自室のドアに背を向けて寝ていた為状況はわかりませんでしたが、感覚として絶対誰かがそこにいるということがわかりました。
その存在は足をすすめ「ギシ ギシ」とベッドの横まできました。
私は恐怖で震え、息を殺し、静かに寝たふりをしていましたが、心臓の音が聞こえるのではないかと言うぐらい鼓動は早まり、すごく長い時間だった気がします。
すると耳元で低い男の声ではっきりと「・・うう その手がほしい・・」という声が聞こえたのです。
そして私の腕を持ち上げ、手を取り、手首に噛み付いてきました!!!「ガブッ・・」!!!
「うあぁっ!!!」
・・・と思ったと同時に目が覚めました。
私は怖くて怖くて、布団をかぶったまま、目だけをだして、周りを確認しました。
窓から夕日が入り、部屋はオレンジ色に染まっていましたが、いつもの夕方で、見覚えのあるいつもの部屋でした。
5分位でしょうか、ドアの外に誰かいるかもと、息を潜めたまま、同じ体勢で、冷静に冷静にと頭をグルグル回転させ一つずつ紐を解くように考えていました。
まず、現時点で、部屋のドアは・・・開いてない?
ベットでは・・・上を向いて寝ていた?
手は・・・異常ない?
冷静になれば冷静になるほど、これは「夢ではないか」と思うようになりました。
しかしあのリアルな感覚や声はどう考えても夢ではないとも思いました。
その時ちょうど階段を昇る足音が聞こえ、仕事から帰ってきた母親が部屋に入ってきました。
この時ほどの安心感は今まで経験がありません。
「なに、寝てたの?」とこちらを見るわけでもなく会話をしながら洗濯物を取り込んでいました。
更に冷静になると、自室のドアが閉まっている中で、玄関の開く音や廊下を歩く音があんなに鮮明に聞こえないだろうと思いました。
実際母親の時は聞こえませんでした。
そこで初めて、これは「夢」だったのか、と確信しました。
その後も同じように金縛りのきっかけである耳鳴り的なものには、大人になってからもたまにありますが、その音が大きくなる前に起きるようにしています。
なんだか話が長くなりましたが、このような経験がありました。
何かで見たことがありますが、金縛りとは、体は寝ていて脳が起きている状況下でおきるものらしく、
おそらく私が体験したのも同じものだと思います。
しかしこの「金縛り」とは全く別の「金縛り」もあるようです。
私は経験がありませんが、本当に足を噛まれ、歯形が付いていたと言う話も聞いたことがあります。
このような恐怖な出来事は、ないのが一番いいのですが、こういった不思議な体験もみなさんもあるのではないでしょうか。
さぁ本題です。遅くなってすみません。
オバケはいる!?
石材店のお仕事をしていると、友人や知人などに聞かれることがあります。
「オバケみたことある?」って。 結論から話すと見たことは無いです。
しかしオバケとはいいませんが不思議な話はお客様からよく聞きます。
だからオバケはいないかもしれませんが、「必ず見てるよ」と話すようにしてます。
不思議な話
良く聞く話では、亡くなる前に夢に出てきたこと、なぜか亡くなる前や亡くなった後に電話の着信があったなど。
つい先日聞いたお話では、夢に亡くなった息子さんがでてきてなぜか顔に白く線が入り
汚れていたとのこと、そこでお墓参りに行ったら、お墓に鳥の糞が付き、お墓の正面に垂れていたそうです。
その方も不思議なことがあるのねといっており、だから歌でもある
「千の風になってお墓にはいない」って言うのはうそよ、必ずそこにいるのと教えてくれました。
最後に
私はオバケで怖い体験はありませんので、もしオバケがいても、怖くはありません。
気をつけることや、注意したほうがいいことを教えてくれるいいオバケだと思っています。
自分が生きている時にお世話になった人のところに嫌がらせには行かないですから、
おじいちゃんやおばあちゃんが会いにきてくれたとしか思わないのです。
それよりなにより、生きてる方の方がよっぽど怖いですからね。