こんにちは、株式会社石良の磯崎です。
今回もご相談の多い樹木葬についてお話いたします。
樹木葬の宗教、宗派について
表題の通り、今回は結論からお話しますと
「関係ありません。」(ほぼ)
おそらくほとんどの樹木葬が「どなたでもご利用いただけます」というスタンスで募集をかけています。
詳しくお話しますと、一般的には、「在来仏教※1」、「無宗教※2」などは大丈夫というところが多く、外国籍の方でも規約上問題がなければご利用いただけます。
(後は各地の使用規約をご参考にして下さい)
といっても一般的にですから、寺院の境内の樹木葬ならばその寺院の檀家だけという場所があると思いますし、イスラム教やあまり知られていない新興宗教などでは使用規約上使えないということもあるかもしれません。
(そもそもイスラム教は火葬はしません、土葬になります。)
樹木葬といっても、運営母体が寺院の場所が多いため、仏教以外のキリスト教や新興宗教などは使えないという事を規約に謳っているところもあるのです。
※1・・・在来仏教とは一般的に、法曹宗、華厳宗、律宗、天台宗、真言宗、融通念仏宗、浄土宗、浄土真宗、禅宗(臨済宗、曹洞宗、黄檗宗)、日蓮宗、時宗の、13の宗派の事を指すようです。
※2・・・無宗教とは、特定の宗教を信仰しない、または信仰そのものを持たないという思想・立場を指すようです。
最後に
そもそも日本人は諸外国と比べても皆さんご存知の通り、先祖の大切さはわかっていても宗教観はあまり高くないような気がします。
何故自分が真言宗なのか?日蓮宗なのか?など、「自分の親がここのお寺と言っていた」又は「その宗派の寺院にお墓があるからここのお寺にお世話になっているのだろう」と言うくらいなのではないでしょうか?
私は宗教を雄弁に語るほどできた人間ではないので深堀はしませんが、日本人のほとんどが同じような感覚で宗教というものを捕らえている方が多いと思います。
今回は少し短めですが、以上です。
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