こんにちは、石良の磯崎です。
このショッキングな写真は、3.11の地震で倒壊したお墓の写真になります。
地震大国の日本では、いつこのように大きな地震がくるかわかりません。では倒壊したお墓と、倒壊していないお墓の差は何でしょう。
今回はタイトルの通り「お墓の修理、リフォーム、メンテナンス」についてお話させて頂きます。
お墓を直す!?
お墓を直すといっても、何を直したいかで違うと思いますが、あくまでも割れた石を割れてない状態に直すなどということは私でもできません、そういった場合は同じ種類の似た石材を探して交換ということになります。
では直す、リフォームとはどんな内容でしょうか?
お墓リフォームの多くの相談はこんな感じです。
・カロート(納骨室)がいっぱいで新しい仏様が入る場所がない、お墓水浸し、骨壷水流入の心配。
・今後車椅子でもお墓参りできるようにしたい。
などなどでしょうか。
この中にはご自身で直せるものもありますが、ほとんどが頼まなければどうしていいかもわからないかと思います。
お墓のDIYは可能!?
最近ではDIYという言葉もありますが要は「自分でやる、作る、直す」ということです。
しかしちょっとした犬小屋を自分で作るなどとは訳が違い、お施主さんの中には自分で直そうと思ったら思ったように直らなかったのでという相談もいただいたり、酷い場合は指を挟んで骨折なんて方もいますのでご自身で石を動かして直すことはお勧めしません。
石は見た目より本当に重いですから。
お墓を直す人、壊す人が増えている。
どの石屋さんでも同じでしょうが、最近はお墓を建てる方より、お墓を直す、又は壊すというお仕事が非常に多くなりました。
これには、永代供養墓などがいろいろなところにできたということもありますが、少子化で跡継ぎがいない、嫁いだ娘しかいない、単純にお墓を建てるお金もないというような時代背景もあり、直して使う、改葬(お骨の引越し)してお墓を壊すという流れができているようです。
なんといっても一番の理由は・・・
後は、「大きな地震に備える!」が大きな理由のようです。
よくCMなどでも「地震に強い家」などをみますが、日本にいる以上地震からは逃れられません。
お墓も同じで、昔のままのセメントで止めただけの施工方法ですと現状ではただ石を積んである状態になっていると思います。
※コンクリートなどの耐用年数は50年といわれますが、御影石自体はほぼ劣化せず1000年はもつといわれます。
隣のお墓の修理代で100万円・・・
お家の場合、自分の家が壊れるほどの地震が来た場合、隣のお家も同じような被害に合うと思いますし、なんといっても火災保険や地震保険なども充実していますが、お墓の場合、自分の古いお墓だけが倒壊ということにもなりかねず、また自分のお墓の石が倒れて隣のお墓を壊してしまったら保険はありませんので、実費での補償ということになってしまうのです。
ですから今のうちにということでお墓のリフォームの相談が増えているのです。
また新しく建てる方で洋型を選ぶ理由の一つにもなっています。
お墓を直す方法と費用
さて本題です。先ほどあげました、ご相談の多い内容を一つずつご説明しますね。
下記タイトルをクリックして下さい、別のページが開きます。
・地震や風化で目地が外れ、石がグラグラになっている。
・墓地の雑草処理に毎年悩まされる、高齢でできない。
・墓所の中の木を切ってほしい
・花立が壊れてしまった。
・香炉が古く、使いにくい。
・文字のペンキが剥がれて見えない。
・水垢がひどく、お墓が汚い。
・お墓が全体的に傾いている。
・地震が心配だから手を入れておきたい。
・カロート(納骨室)がいっぱいで新しい仏様が入る場所がない、お墓水浸し、骨壷水流入の心配。
・墓守が替わり、姓が替わったので文字を直したい。
・今後車椅子でもお参りできるようにしたい。
最後に
いかがでしたか?石屋さんでも石だけを何とかするのではなく、木を切ったり、ペンキを入れたりと様々なお仕事をしています。
今後永い間大切なお墓を護り、また後の世代に継いでいく上で、子供たち、孫たちの負担とならないように、早め早めのお墓のリフォームや、わからないけど「うちのお墓大丈夫?」ということでご相談いただけましたら、プロの目で見る無料点検、無料見積りをご用意致しますのでお気軽にご相談下さいね。
あわせてこちらも。
○石良「お役立ちコラム」
○石良「お役立ちコラム」
○石良「お役立ちコラム」
○石良「お役立ちコラム」
○石良「お役立ちコラム」
○石良「お役立ちコラム」
○石良「お役立ちコラム」