お墓の購入を検討する際に合わせて考えたいのが、お墓に敷く敷石についてです。
敷石とはお墓の下にある長方形の石のことで、お墓の土台になる大切な部分でもあります。お墓がある場所の面積の広さによって敷石のサイズも変わります。
敷石によってお墓全体の雰囲気も変わってくるので、よく考えて選択したいところです。今回は、お墓に敷く敷石の意味や効果、費用について解説します。
お墓に敷石を敷く意味とは
お墓に敷石を敷くことには大きな意味があり、まずその一つにお墓全体が安定するという点があります。敷石を敷くことで大切なお墓を支えてくれる役割があります。
また、敷石を敷くことはお墓を安定させるだけではなく、お墓の印象を変えることにも役立ちます。和風のお墓や洋風のデザインのお墓など、それぞれに合わせた敷石を使うことよって、ご自身のイメージに合ったお墓づくりをすることも可能です。
お墓に敷石を敷く効果
敷石を敷くことによる一番のメリットは、雑草が生えてくるのを防ぐことがでできるということです。
頻繁にお墓周りの草取りができれば良いのですが、お墓が遠くにあったり、お仕事で忙しいなどの場合は、現実的には難しいかと思います。
また、敷石ではなく、玉砂利を敷く方法もありますが、玉砂利だと敷石よりも隙間が多くなり、雑草が生えやすいという面があるため、雑草対策という意味合いで考えると敷石の方が効果的です。
お墓に敷く玉砂利の種類や値段は?
また、雨の日などのお墓参りでは土や汚れの跳ねが心配になりますが、お墓周りに敷石を敷いておくことによって、靴や服を汚さずに済むという点も敷石のメリットの一つです。
お墓に敷石を敷く際の費用
お墓の敷石は敷く量によっても違ってきますが、一般的な費用の相場はおよそ10万円~30万円ほどになります。
敷石自体はホームセンターなどでも購入できるため、ご自身で施工することによって費用を抑えることはできますが、整地をしたり除草シートを貼ったりと、かなりの労力と手間がかかります。
時間や労力、仕上がりの具合と費用面のバランスを考えて、ご自身で行うか専門業社に相談するか検討するようにしましょう。
敷石には玉砂利や砕石などさまざまな種類があり、どのような敷石にするかによっても費用が異なります。お墓と同じ材質の石を使いたい場合には、石材店で墓石と敷石がセットになったものを選択をしたほうが費用面でお得になることもあります。
敷石を敷く面積や種類によっても費用が異なってくるため、石材店などに見積り依頼ををしてみることをおすすめします。
まとめ
敷石はお墓に安定感を与え、墓全体の雰囲気にも関わってきます。また、敷石を敷くことで雑草が生えてくるのを防ぐことができ、雨の日でも足元を汚さずお墓参りができるというメリットもあります。
敷石は墓地を長持ちさせるだけではなく、お墓全体の印象を良くすることにもつながります。私たち石材店などの専門業社にご相談いただき、ご自身のイメージに合った敷石を探してみてくださいね。