墓石の周りに敷き詰められている玉砂利。お墓の見た目を美しく保つだけでなく、雑草の成長を妨げる役割を果たしています。また、雨が降っても水はけをよくし、泥が墓石をつくのを防ぐこともできるのです。
そんな玉砂利ですが、数種類があり値段も異なります。ここでは、玉砂利の種類と値段について詳しく解説します。購入する際の参考にしてください。
よく利用される玉砂利
墓石に周りに敷く石としてよく利用されているのが玉砂利です。玉砂利は、少し大きめの石ですが、丸みを帯びていて尖はありません。自然の風合いを残したまま、色によって雰囲気を変えることがでます。玉砂利には色々な種類がありますが、代表的なものについて紹介します。
黒玉砂利
黒玉砂利は、艶なしや艶ありなどのタイプがあり、落ち着いた高級感を出すことができます。
白玉砂利
白玉砂利は、どんなタイプのお墓にも調和し、お墓の周りを明るくするのにも最適です。
五色玉砂利
五色球砂利は、黒、白、赤などの玉砂利を合わせているので、鮮やかで華やかさが出せます。
大磯玉砂利
大磯玉砂利は、灰色をベースとした色味で、落ち着いた印象です。
玉砂利の値段
玉砂利の値段は20キロで安いものだと1,500円から見つけることができます。石材店やホームセンターのほか、ネットでも購入が可能です。
落ち着いたお墓にするなら砕石
砕石は天然石を機械によって細かく砕くことで作られています。玉砂利と異なり、角ばり、尖った石が多く見受けられるのが砕石です。砕石の種類については次のようなものがあります。
青砕石
青砕石は、石が乾いている時には白っぽく優しい色合いですが、雨に濡れると少し黒っぽく変化するのが特徴です。
白砕石
白砕石は、白く光っているように見えます。どちらの砕石も、全体として落ち着いた印象を与えるので、高級感を出すことが可能です。
砕石の値段
砕石の値段は20キロで2,000円などさまざまですが、石材店やネット販売で購入が可能ですので、ご自身のイメージとご予算に合ったものを選ぶようにすると良いでしょう。
一番小ぶりな砂利
砂利とは、玉砂利よりも小さいものをさします。日本庭園に敷き詰められている砂利は、踏んだ時に軽やかな音がするのが特徴です。単色の砂利、色々な色が混ざった砂利など、種類が豊富ですが、お墓に最適な色味は黒や白、グレートいう落ち着いたものに人気が集まっています。
砂利には、単色ではない様々な色味が混ざって作られた瀬戸砂利と5色が混ざった五色砂利がありますが、どちらも、落ち着いた雰囲気です。値段は、安いもので20キロ1,000円ほどのものもあります。石材店やホームセンターで気軽に購入することが可能です。
まとめ
墓石の周りに敷き詰める玉砂利などの砂利は、その大きさや雰囲気で違いがあります。ホームセンターやネットで購入することも可能です。
このように気軽に購入することができる玉砂利ですが、お墓の雰囲気やご自身のイメージに合ったものを選ぶようにすることが大切です。実施にお墓に敷いてみたらイメージと違ったということがないようにするためにも、事前に私たちのような石材店などにご相談いただくことをおすすめします。